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HPVワクチン(子宮頸がんワクチン)

HPVワクチンとは

  • HPVワクチンは、子宮頸がんの主な原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)への感染を予防するためのワクチンです。
  • HPVにはさまざまな型があり、そのうち一部の型への感染が長く続くことで、子宮頸がんにつながることがあります。
  • 2026年4月から、定期接種で使用されるHPVワクチンは9価ワクチン(シルガード9)となっています。9価ワクチンは、子宮頸がんの原因となるHPVのうち、主な9種類の型への感染を予防します。

接種の対象

期接種の対象は、小学校6年生から高校1年生相当の女子です。

定期接種の対象年齢を過ぎた場合でも、任意接種としてHPVワクチンを受けることができます。その場合は、原則として自費での接種となります。

接種回数・スケジュール

接種を開始する年齢によって、接種回数が異なります。

15歳になるまでに1回目を接種する場合

標準的には、1回目から6か月あけて2回目を接種し、合計2回で完了します。

15歳になってから1回目を接種する場合

標準的には、1回目から2か月後に2回目、6か月後に3回目を接種し、合計3回で完了します。

予定していた接種時期から間隔があいた場合でも、最初から接種をやり直す必要はありません。これまでの接種歴を確認しながら、残りの接種を行います。

接種前の確認

安全に接種できるか確認するため、接種前には体調やこれまでの病気、ワクチン接種歴などについて確認します。

  • 現在の体調や発熱の有無
  • これまでの予防接種での体調変化
  • アレルギー
  • 基礎疾患
  • 妊娠または妊娠の可能性
  • これまでのHPVワクチン接種歴

など

気になることがある場合には、接種前にご相談ください。

副反応

接種後には、以下のような症状がみられることがあります。

  • 接種した部分の痛み
  • 腫れ、赤み
  • 頭痛
  • 発熱
  • だるさ

など

また、注射による痛みや緊張などをきっかけに、一時的に失神することがあります。
接種後に強い症状や気になる体調の変化が続く場合には、接種した医療機関へご相談ください。

接種後について

  • 接種後は、失神などに注意するため、30分程度は座るなどして安静に過ごします。
  • 当日は激しい運動を避け、接種した部分や体調に変化がないか確認します。
  • HPVワクチンを接種しても、すべての子宮頸がんを予防できるわけではありません。20歳以降は、ワクチン接種の有無にかかわらず、定期的に子宮頸がん検診を受けることが大切です。

よくある質問

  • 質問をクリックすると詳細が確認できます。
HPVワクチンは何回接種しますか?
1回目を15歳になるまでに接種する場合は原則2回、15歳になってから接種する場合は原則3回です。
接種の間隔があいてしまいました。最初からやり直す必要がありますか?
原則として最初からやり直す必要はありません。これまでの接種回数や時期を確認し、残りの接種を行います。
定期接種の対象年齢を過ぎても接種できますか?
はい。対象年齢を過ぎた場合でも、任意接種として受けることができます。定期接種の対象外の場合は、原則として自費となります。
HPVワクチンを接種すれば、子宮頸がん検診は受けなくても大丈夫ですか?
いいえ。HPVワクチンですべての子宮頸がんを予防できるわけではありません。20歳以降は、ワクチンを接種していても定期的な子宮頸がん検診を受けることが大切です。
副反応が心配です。
接種した部分の痛みや腫れ、頭痛、発熱などがみられることがあります。接種前に効果や副反応について説明を受け、気になることがあればご相談ください。接種後に気になる症状が続く場合にも、接種した医療機関へご相談ください。