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診療内容

medical

帯下異常(おりものが匂う、いつもと量や色が違うなど)

症状

  1. おりものの量が増えた
  2. いつもと色が違う
  3. においが気になる
  4. 水っぽいおりものが出る
  5. 白くポロポロしたおりものが出る
  6. 黄色や黄緑色のおりものが出る
  7. おりものに血が混じる

など

症状から考えられる婦人科疾患

細菌性腟症
腟内の細菌のバランスが崩れることで、灰色がかったおりものや、においの変化などがみられることがあります。
カンジダ外陰腟炎
白くポロポロしたおりものや、外陰部のかゆみなどがみられることがあります。
腟トリコモナス症
黄色や黄白色のおりものが増えたり、外陰部のかゆみや腟の炎症などがみられることがあります。
性感染症
クラミジア感染症や淋菌感染症などによって、おりものの量や性状が変化することがあります。

原因

おりものは月経周期やホルモンの影響によって、量や性状が変化することがあります。

いつもと異なるおりものが続く場合には、細菌性腟症やカンジダ外陰腟炎、腟トリコモナス症、性感染症などが関係していることがあります。

症状によっては、子宮頸部などに異常がないか確認することもあります。

受診の目安

  • おりものの変化が続いているとき
  • おりものの量が急に増えた
  • いつもと違うにおいがする
  • 黄色や黄緑色、灰色などのおりものが出る
  • 白くポロポロしたおりものが出る
  • 外陰部のかゆみや痛みを伴っている
  • おりものに血が混じる
  • 下腹部痛や発熱を伴っている

「いつもと少し違う気がする」という段階でも、症状が続く場合にはご相談ください。

診察・検査

問診

おりものの量や色、におい、症状が始まった時期、かゆみや痛みなどについて確認します。

月経周期との関係や性交渉の有無、服用している薬などについて確認することもあります。

症状や診察、検査結果を合わせながら、おりものの変化の原因を確認していきます。

検査内容

腟・外陰部の診察
おりものの状態や、腟・外陰部に炎症などがないか確認します。
おりものの検査
腟分泌物を採取し、顕微鏡検査や必要に応じて培養検査などを行います。
性感染症検査
症状に応じて、クラミジアや淋菌などの検査を行います。
子宮頸部の検査
出血を伴う場合などには、必要に応じて子宮頸部に異常がないか確認します。

検査結果までの期間

診察・顕微鏡検査即時
培養検査約1週間
クラミジア・淋菌検査約2日
その他の性感染症検査約1週間

治療

おりものの変化の原因に合わせて治療をおこないます。

細菌性腟症

メトロニダゾールの腟錠または内服薬を使用して治療します。

カンジダ外陰腟炎

抗真菌薬の腟錠や内服薬を使用します。
外陰部に症状がある場合には、クリームや軟膏を使用することがあります。

腟トリコモナス症

メトロニダゾールまたはチニダゾールの内服薬を使用して治療します。
再感染を防ぐため、パートナーにも同じ時期に治療をすすめることがあります。

性感染症

クラミジア感染症や淋菌感染症などが確認された場合には、それぞれの感染症に合わせて抗菌薬による治療を行います。

その他の治療

おりものの変化の原因がほかの病気による場合には、それぞれの原因に応じて治療します。。

治療開始からの経過

治療を始めたあとは、おりものの量や色、におい、かゆみなどの症状がどのように変化したかを確認します。

細菌性腟症

治療後のおりものやにおいの変化を確認します。症状が続いたり繰り返したりする場合には、必要に応じて再度診察します。

カンジダ外陰腟炎

治療によって、かゆみなどの自覚症状やおりものの改善を確認します。

腟トリコモナス症・性感染症

治療後の症状や感染の状態を確認し、必要に応じて再検査を行います。

おりものの異常は原因によって経過が異なるため、症状が改善しない場合や繰り返す場合には、治療方法を見直します。

よくある質問

  • 質問をクリックすると詳細が確認できます。
おりものの量が増えただけでも受診していいですか?
はい。月経周期によって量が変化することもありますが、いつもと違う状態が続いている場合にはご相談ください。
おりもののにおいが気になります。
おりもののにおいは、細菌性腟症や腟トリコモナス症などで変化することがあります。においの変化が続く場合には、原因を確認します。
白くポロポロしたおりものが出ています。
カンジダ外陰腟炎でみられることがあります。かゆみや痛みを伴うこともありますが、ほかの原因の場合もあるため、症状を確認しながら診断します。
おりものの異常は性感染症ですか?
性感染症によっておりものが変化することもありますが、細菌性腟症やカンジダ外陰腟炎など、性感染症以外の原因もあります。必要に応じて検査を行います。
帯下異常にはどのような治療がありますか?
原因によって異なります。細菌性腟症には抗菌薬、カンジダ外陰腟炎には抗真菌薬、腟トリコモナス症や性感染症には原因に合わせた薬を使用します。