確認中...

診療状況

00:00
読み込み中...

ご予約

診療内容

medical

生理前の不調PMS(月経前症候群) / PMDD(月経前不快気分障害)

症状

気分や精神面の症状

  1. イライラする
  2. 気分が落ち込む
  3. 不安になりやすい
  4. 集中しづらい

など

身体の症状

  1. 頭痛
  2. 眠気・だるさ
  3. むくみ
  4. 胸の張り
  5. お腹の張り
  6. 食欲の変化

など

症状から考えられる婦人科疾患

PMS(月経前症候群)
生理前の同じ時期に同じような症状があり、生理が始まると軽くなる心身の不調を、PMS(月経前症候群)といいます。
PMDD(月経前不快気分障害)
精神的な症状が特に強く、日常生活に大きな影響がある場合には、PMDD(月経前不快気分障害)の可能性があります。

原因

PMS/PMDDの原因は、まだすべて明らかになっているわけではありません。

排卵後から生理までの間に起こる女性ホルモンの変化が、脳内の神経伝達物質などに影響し、気分や身体の変化につながると考えられています。

症状によっては、PMS 以外の病気が関係していないか確認することもあります。

受診の目安

  • 毎月同じような不調を繰り返し、少しでも日常生活に影響が出ているとき
  • 生理前の不調を毎月繰り返している
  • 以前より症状が強くなってきた
  • 仕事や学校、家事に影響している
  • 気分の落ち込みやイライラがつらい
  • 自分で対処していても改善しない

「これくらいで受診していいのかな」と迷うような段階でも、気兼ねなくご相談ください。

診察・検査

問診

症状の種類や強さ、症状があらわれる時期、月経周期との関係、日常生活への影響について確認します。

PMS は、ひとつの検査だけで診断されるものではなく、必要に応じて症状を記録しながら、月経周期との関係を診ていくことになります。

また、症状によっては、他の病気が関係していないか確認するために必要な検査を行うことがあります。

検査内容

血液検査
症状に合わせて女性ホルモンや甲状腺ホルモンなどを測定します。
経腟診察・経腟超音波検査
子宮や卵巣の形に異常がないか、腫瘍ができていないかなどを検査します。
  • 小児や若年の方、性交渉のない方などは経腟診察をせず、経腹超音波検査を行うことがあります。

検査結果までの期間

血液検査約1週間
経腟診察・超音波検査即時

治療

症状の種類や強さ、生活への影響をみながら、一人ひとりに合った方法で治療をおこないます。

低用量ピル(LEP)

排卵を抑え、女性ホルモンの変動を小さくすることで、PMS の症状を軽くする効果が期待できます。

年齢や喫煙歴、これまでの病気などを確認し、安全に服用できるかを判断したうえで処方します。

黄体ホルモン製剤

黄体ホルモン製剤単独によるPMS・PMDDの症状軽減については、現在のところ十分なエビデンスは得られていません。症状や治療歴などをみながら、ほかの治療方法を検討します。

漢方薬

症状や体質に合わせて、当帰芍薬散、加味逍遙散、桂枝茯苓丸などの漢方薬を使用することがあります。副作用にも注意しながら使用します。

抗不安薬SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)

気分の落ち込みやイライラ、不安感など、精神的な症状が強い場合に使用することがあります。

症状に応じて毎日服用する方法や、生理前の時期に合わせて服用する方法を検討します。副作用にも注意しながら使用します。

運動・生活習慣の見直し

適度な運動や十分な休息など、生活習慣を整えることで症状が軽くなることがあります。

睡眠や食生活も含め、無理なく続けられる範囲で見直していきます。

その他の治療

症状の強さや生活スタイル、妊娠の希望なども確認しながら、治療方法を選択します。

精神的な症状が特に強く、日常生活への影響が大きい場合には、PMDD(月経前不快気分障害)の可能性も含めて精神科・心療内科と連携して治療することになります。

治療開始からの経過

治療を始めたあとは、症状がどのように変化したか、副作用がないかなどを確認します。

低用量ピル・黄体ホルモン製剤

生理開始1日目、遅くとも3日目以内から内服を開始し、その次の生理から効果を感じられることもありますが、一般的には数か月後くらいから症状が緩和されてきます。

漢方薬・抗不安薬

早い場合には、直近の生理から徐々に効果が実感できます。効果が感じにくい場合には、漢方薬の種類の変更や他の薬剤への変更・追加をおこないます。

PMS は症状のあらわれ方が人によって異なるため、効果や体調をみながら、必要に応じて薬の種類や治療方法を調整していきます。

よくある質問

  • 質問をクリックすると詳細が確認できます。
PMSかどうか、自分ではよく分かりません。
生理前の同じ時期に症状があらわれ、生理が始まると軽くなることが PMS のひとつの特徴です。「もしかしたら」と感じる段階でも大丈夫です。診察では、症状と月経周期との関係を確認しながらみていきます。
症状が軽くても受診していいですか?
はい。「これくらいで受診していいのかな」と迷うような症状でもご相談いただけます。毎月繰り返す不調が気になっている場合は、一度ご相談ください。
PMSは検査ですぐに分かりますか?
PMSは、ひとつの検査だけで診断するものではありません。症状の内容やあらわれる時期、月経周期との関係を確認しながら判断します。必要に応じて、他の病気が関係していないか確認するための検査を行うこともあります。
PMSにはどのような治療がありますか?
症状に応じて、生活習慣の見直し、SSRI、低用量ピル(OC・LEP)、漢方薬や症状を和らげる薬などを検討します。症状の強さや生活スタイル、妊娠の希望なども確認しながら、その方に合った治療方法を考えていきます。
PMSとPMDD は違いますか?
気分の落ち込みやイライラなどの精神的な症状が特に強く、日常生活への影響が大きい場合には、PMDD(月経前不快気分障害)の可能性があります。症状の程度や日常生活への影響も含めて診察します。